日々帳

140字で足りないつぶやき忘備録。

2016-01-01から1年間の記事一覧

映画の感想 - ソング・オブ・ラホール

パキスタンの映画というと、昨年見た「神に誓って」という作品がとても良かったので、イスラム教と音楽文化というところにも通ずるものを感じて、これはぜひと見に行ってきました。

アルバレス・ブラボ写真展 -メキシコ、静かなる光と時 @ 世田谷美術館

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一年ぶりの世田谷美術館。家を出た時は快晴でしたが、砧公園にバスから降り立つと、待ち構えていたような雨。去年も雨に降られたことを思い出しつつ、濡れそぼりながら美術館へ。アルバレス・ブラボは20世紀に写真家として大きな足跡を残した、メキシコを代…

映画の感想 - 八月の狂詩曲/夕凪の街 桜の国

今週のお題は「映画の夏」、ということで。新文芸坐の8月はお約束の戦争映画特集、題して「8.15終戦の日特別企画 反戦・反核映画祭」を開催中です。

メアリー・カサット展 @ 横浜美術館

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横浜美術館で開催中のメアリー・カサット展にいってきました。19世紀の画家に浮世絵の影響をみたりと、2014-15年のホイッスラー展に似てたかな。版画作品も交えて、19世紀末から20世紀はじめの、ヨーロッパの女性の新しい眼差しが感じられる美術展です。

映画「夢窓 庭との語らい」「マイケル・ケンナの北海道」

マイケル・ケンナは日本の風景をモノクロでばかり撮っている写真家です。ふらっと入ったフォトギャラリーで出会って以来、ずっと好きな写真家なのですが、ポレポレ東中野という小さな映画館で、彼のドキュメンタリー映画が上映されるとのことで、平日の夜に…

映画の感想 - シン・ゴジラ

すごい面白かった。 見終えたあと、後ろの席の人が開口一番に言った言葉が「なるほどね〜」だったのとか、ほんと良かった。ゴジラにネタバレも何もないんですけど、ストーリーにあまりふれず感想をば。

ルーヴル美術館特別展 「ルーヴルNo.9 ~漫画、9番目の芸術~」 @ 森アーツセンターギャラリー

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お仕事終わりに森アーツセンターギャラリーへ、ルーヴルNo.9展へ寄ってきました。フランスでは"漫画"は9番目の芸術として、論評や研究の対象に取り上げられているのだそうです。今回の展覧会は、漫画を通してルーブル美術館の魅力を語る企画「ルーヴル美術…

カメラとお出かけ 横浜編

一眼レフを買ったので、早速出先に連れて行く。 予定もあって日中あくせくして、夕方やっと時間ができたので、日没から夜景の時間まで、みなとみらい周辺を散策。

夏に聴きたい欧州系ポップス * 3選

夜中に急に「あっ、あの曲聴きたい」ってなることがあります。 しかも今日は名前が思い出せなかったりして、クロゼットをひっくり返したりしてた。夜中に。

雨の日の森美術館

雨降る土曜日に、六本木ヒルズへ行ってきました。ジブリ展も始まったことだし、前に見に行ったとき時間の足りなかった六本木クロッシング展の後半も、ちょっと見ておくかな。森美術館ではちょうど、アーティスト・トークなるものも行われていて…って、ちょう…

古本屋で聴いた音楽の話

池袋西口のほうにある古本屋にふと入ったときのこと。そのお店に流れていた音楽が気になりました。ドラムの細かな音が延々と続いてて心地が良くて、レジのおじさんに何の曲か尋ねようかと思ったものの、他のお客さんと話している様子で、結局聞けずじまい。

ざっくりとしたJAZZ史

調べものをしていたら、ほぼ日さんのコンテンツで、はじめてのジャズというイベントの様子を書き起こしたものを見つけて、ページ分割19あるんですけど、夜中に読み込んだりしてました。

映画の感想 - 「カルテル・ランド」「ボーダライン」

カルテル・ランド 米国とメキシコ、両国で麻薬組織に対抗すべく立ち上がった自警団を取材する。今年見たドキュメンタリー映画はどれも面白いけれど、この映画は超一級に面白い。監督はカメラをもって米国とメキシコと両方の自警団と行動をともにしているが、…

六本木クロッシング2016展:「花の名前」ミヤギフトシ ほか @ 森美術館

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森美術館で開催の六本木クロッシング展に行ってきました。 いくつかの展示のうち「花の名前」は良かった作品のひとつだったのだけれど、家に帰って感想にまとめようとすると、どうやら壮大に解釈がちがってた様子。 花の名前を軸に展開される物語、その中心…

「ポンピドゥー・センター傑作展」と映画「ラ・ジュテ」@東京都美術館

ポンピドゥー・センター傑作展へ行ったところ、映画「ラ・ジュテ」が上映されていました。「ラ・ジュテ」は1962年にフランスで制作された、時間と記憶をめぐるSF映画。ネタバレになる可能性があるので題名はふせますが、ハリウッド製作のあるSF映画の原案と…

映画の感想 - シチズンフォー スノーデンの暴露

2013年6月6日、アメリカ国家安全保障局 (NSA)が、IT企業の協力を得て、一般市民の個人情報を収集しているというスクープが報じられました。 6月10日、 政府による監視の告発に世論の注目が集まる中、情報提供者が名乗り出ます。

映画の感想 - 海よりもまだ深く

どうせ何も起こらないんだろうと思いながら見に行ったら、本当に何も起こらかなった。 けれども、上映中ほとんどの場面で笑いがおき、見終えた後も余韻が残る。日常を淡々と描いているだけなのにどうして面白かったのかな、と日が変わってからも考えていたの…

映画の感想 - 「LISTEN」音楽のはじまる場所

真っ暗な映画館のスクリーンに映像が映しだされて、2分間の静寂に思わず見入ってしまう。予告時点で気になって、上映前から見に行こうと決めていた作品でした。聴覚障害者たちの間にある「音楽のようなもの」を浮かび上がらせるアート・ドキュメンタリーです…

さくらももこの世界展 @ 横須賀美術館

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逗子に行った目的は映画館に行くことですが、せっかく南下するので、ついでに神奈川県立近代美術館の葉山館へ行こうかな。と思ったら、今時期、改装工事中なんですね。朝早く逗子駅におりたってから気づいたので、さてどうしようかな。

映画「もしも建物が話せたら」 @ 逗子 Cinema Amigo

都内では渋谷アップリンクでも上映していたのですが、仕事終わりに行ったところすっかり寝入ってしまって…断片的に面白かったので、DVD出たら買いたいなと思ってたけど、そもそもDVD出るのかな、と、まだ上映予定のあった逗子の映画館まで足をのばした次第で…

ライアン・マッギンレー BODY LOUD @ 東京オペラシティ アートギャラリー

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お出かけ日和がつづく初夏のこのごろ。 初台駅へライアン・マッギンレー写真展を見に行ってきました。

旅するルイ・ヴィトン展

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天気の良い週末、麹町にぽつっと出現したというルイ・ヴィトンの展示会場へ行ってきました。

旅日記 宮古島・水紀行

5月の連休は宮古島へ。本島といくつかの島々は、そのほとんどに橋がかけられ、それぞれの島をめぐる楽しみのある宮古島諸島。大橋をわたるドライブは去年のうちにすませてしまったので、今年は趣向を変えて、水をテーマに島めぐりしたいな。

旅日記 宮古島 宮古上布 ほか

5月連休は宮古島に行ってきたのでした。 おもだってめぐった水汲み場は、別途まとめて記事にして、こちらはその合間にいった色んなところのメモ的なテキストです。

共にいることの可能性、その試み @ 水戸芸術館

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5月の連休は水戸芸術館へ足をのばしてきました。 ちょっと前まで「現代アートわからない」と言っていたのに、ここのところ同時代を生きる人たちのアートが楽しくなってきた。

旅日記 ひたち海浜公園と阿字ヶ浦海岸さんぽ

旅行熱はあまり高くないほうなんですが、このところ連休があると、遠出して観光がてら地元の美術館へ行くのが、すっかり楽しみになっています。

生誕300年記念 若冲展 | 東京都美術館

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満員御礼なのは東京都美術館いつものことですが、若冲展はそれでも行きたいなと思っていたところ、後輩に「チケット二枚あるので」とお誘いを受けて、混む前に行きましょう!と、開催二日目の戦場へと出かけてきました。(記事を数日ねかせる癖があるので、…

ピクサー展&キセイノセイキ展 @東京現代美術館

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東京現代美術館2016年冬春の企画展は、ピクサー展とキセイノセイキ展です。うちからちょっと遠くてなかなか足の向かなかった東京現代美術館ですが、前回の「東京アートミーティングⅥ 」がとても良かったので、今更ながら東現美の企画って好みのもの多いかも……

映画の感想 - 「バンクシー・ダズ・ニューヨーク」

覆面グラフィティ・アーティスト、バンクシーが2013年10月1日からニューヨークでおこなった”展示”をおうドキュメンタリー映画「バンクシー・ダズ・ニューヨーク」を観てきました。

邦画について思うこと

時事ネタはなるべく書かないというのが、ブログを始めた時の決めごとだったのですが、今回は自分の思うところを整理する意味でもまとめようと思います。この記事を書いている間にいろんな時事的出来事があって、話題はすこし風化した観がありますが。邦画が…