日々帳

140字で足りないつぶやき忘備録。

2016-01-01から1年間の記事一覧

春の駒込さんぽ

桜の季節なので、さて週末はどこへ行こうかなと考えていると、友人から週末上京するよ遊ぼうよ!と連絡があった。むむ。友人は1月に彼岸桜が咲く土地から訪れるのであり、それはもう、本州の桜を堪能したいに決まっている。ところが桜の頃の都内の名所とな…

青春の一冊:ジョアン・リンガード「ふたりの世界」

特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINEはてなブログの「今週のお題」は、記事編集のたびに目に入るので気にはしてるんですが、書くまでには至らずでですね。本は、じつはそんなに読まないのですけど、幼いころ読んだあれこれを思い出して、なにかひとつ…

映画の感想 - 光りの墓 

国際的美術家でもあるタイの映画監督アピチャッポン・ウィーラセタクンの新作「光りの墓」が渋谷シアター・イメージフォーラムで封切りとなりまして、花曇りの土曜日に行ってきました。タイのチェンマイを拠点に活動するアピチャッポン監督ですが、軍事政権…

村上隆のスーパーフラット・コレクション @ 横浜美術館

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二月の中頃だったか、見たい展示もちょこちょこあって、横浜へと行ってきました。写真だけとりこんで、しばらく寝かせてしまったので、すこしうろ覚えのスーパーフラット・コレクション展です。

没後100年 宮川香山 展 @ サントリー美術館

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サントリー美術館で宮川香山展がはじまったので、さっそく行ってきました。今回は明治に活躍した陶工、宮川香山の没後100年展です。緻密でリアルな浮き彫り装飾をほどこした「高浮彫」の超絶技巧、気品ある釉下彩の磁器がずらりと。

[雑文]喋るように歌う - 音楽と方言について

音楽と方言について、つらつらと。久しぶりにカラオケに行って楽しかったので、むかし聞いてた曲をひっくり返してた土曜の夜。 Coccoのエメラルドというアルバムをitunesでダウンロードしなおし、たぶん数年前も聞いてただろう「ニライカナイ」「絹ずれ」な…

カラヴァッジョ展 @ 国立西洋美術館

ルネサンスを超えた画家、カラヴァッジョ。「ルネサンスを超えたんだって」「ルネサンスって、時代だよ」と、背後からのやや噛み合わない会話に気を引かれながら、西洋美術館の門をくぐる土曜日。

映画の感想 - キャロル/サウルの息子/不屈の男 アンブロークン

キャロル 1950年代に発行され、レズビアン文学の名作として知られた小説「キャロル」(原題「The Price of Salt」)の作者が、ミステリー作家のパトリシア・ハイスミスだと判明したのは、初版から30年ほどの月日がたってからのことでした。

映画の感想 - 「X-ミッション」 思想が崩れるとき

話題のノーCGアクション大作「X - ミッション」

サカナクション グッドナイト・プラネタリウム @ 満天 池袋サンシャインシティ

たまにふらっとプラネタリウムに行きたくなります。たまたま時間ができたので、池袋のサンシャインシティのプラネタリウム満天にたちよってみました。

2月の風景 - 春のいろいろ

年間520本(計算上)映画を見る人がオススメしてくれた映画3本

もちろんDVDです。映画館は聞いてないけど、お金ない人だからもっぱらレンタルだと思う。

初期浮世絵展 版の力・筆の力 @ 千葉市美術館

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千葉市美術館で開催の初期浮世展へ行ってきました。春画も初期と後期でことなるのだそうで、教養があって楽しめるものが、やがて分かりやすさ重視になっていく。初期にはその時期ならではの味わいがあるのだとか。では浮世絵はどうだろうかと、楽しみにして…

恩地孝四郎展 @ 東京国立近代美術館

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雨の降る中、国立近代美術館へ。

村上隆の五百羅漢図展 @ 森美術館

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金曜の夜22:00まで開館していることもあって、森美術館にいくのは金曜の夜になっているこの頃ですが、「村上隆の五百羅漢図」展はさていつにしようかな。年明け、増上寺の五百羅漢図展にも行ったところで、横浜美術館では村上隆コレクション展もはじまって。…

映画の感想 - ストレイト・アウタ・コンプトン

ふだんの映画館と客層がちがうことで話題のストレイト・アウタ・コンプトンを見てきました。 ところはガルパン爆音上映が好評の中、同じく爆音上映を企画してくれた立川シネマシティ。はじめはシネ・リーブル池袋の小さなスクリーンでまったり見て、とても良…

映画の感想 - 禁じられた歌声/消えた声が、その名を呼ぶ/バーバリアンズ

ちょろちょろ見に行った映画を、ざっくりメモ…と思ったらすごく長くなった! せっかく見たからストーリーの背景をちゃんと書いておこうと思ったら、こんなことに。 後から思い出すのには、便利かな…?

第18回文化庁メディア芸術祭 @ 国立新美術館

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毎年、ってわけでもないけど、文化庁メディア芸術祭に、今年もなんとなく立ちよってきました。

映画の感想 - ヤクザと憲法

あるとき通りがかった夜にひと気がなかったのでつい撮影 すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。 日本国憲法第14条 - Wikipedia 面白そうだなと思ってたら…

映画の感想 - 完全なるチェックメイト / ブリッジ・オブ・スパイ

完全なるチェックメイト アメリカの天才チェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーは、1993年の映画「ボビー・フィッシャーを探して」にもその名声を描かれていて、この作品をDVD購入した私からすると、あの伝説の、的な存在のひとでもあります。

旅日記 京都・知恩院、建仁寺 編

旅の記録、最終日です。行きたいリストに入っていた建仁寺が年末は閉館してたので、年明けも1日寺巡りを設けました。東山周辺だと人がごった返すのは必至のこと。それでも建仁寺とセットで行くとしたらここかな。ということで浄土宗の総本山、知恩院へ。

旅日記 京都・年の瀬編

冬の京都を自転車でぐるぐるまわり、すっかり冷え切った体で滋賀の友人宅についたのが夜9時ごろ。お風呂あがり準備してくれたこたつにもぐりこんで、枕代わりと勧められた健康ボールを頭に敷くと、液晶テレビのこちらを向く傾き具合のなんと絶妙な。最適化す…

博物館に初もうで @ 東京国立博物館

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冬に京都へ旅行に行きまして、長谷川等伯ゆかりの寺など見てきたので、これはこの余韻のまま東博で展示中の「松林図屏風」を見に行こうぞ。と、上野まで。このときの展覧会のメモには、トーハクで等伯(多分もう誰か言ってる)、と走り書きがありました。

旅日記 京都・妙顯寺、本法寺

京都で美術っぽいものをめぐる旅、二日目は少し早めに起きて、錦市場へ。 今いちど京都へ行きたいと思ったきっかけは、昨年のサントリー美術館の企画展「若冲と蕪村」展で、当時の絵師たちの住んでいた場所の地図を見たことです。

旅日記 京都・鷹ヶ峰 編

むかし数年ほど京都に住んでいたのですが、当時は美術やら興味がなかったので、知人に誘われて光悦寺で光悦垣を眺めてもすごいの? そうなの? くらいの感想しか持たなかったのでした。近年の琳派・若冲ブームやらで美術への興味が出てくると、京都そのもの…

三井家伝世の至宝 @ 三井記念美術館

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三井記念美術館、年始の展示は円山応挙の雪松図屏風と決まっているらしく、一度は見ておかないとと正月明けの日本橋に行ってきました。