運動場のわきに車を止めてドアをひらくと、なにか気配を感じて、耳をそばだてて聞こえたのは松の梢に風の渡る音だった。
観てから時間がたってしまったけど、感想の下書きをしてたので、ちょっと改めて投稿を。
子どもの頃のこと。夜中に目がさめると両親が庭に出て植木鉢を避難したりしていて、どうしたの?と聞くと、今から吹き返しがくるから家に入っていなさいと言う。台風の目の中にいるのだった。見上げた空には星がまたたいて静かな夜だった。
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