日々帳

140字で足りないつぶやき忘備録。

2018-01-01から1年間の記事一覧

ヤギの話:ベティの恋

子ヤギたちは日に日に大きくなって、牧場の柵をくぐり抜けて外界を楽しむものの、夕方になると戻り方が分からずメーメー鳴く。夜遅く仕事から帰ってきて牧場に近づくと、どこからか飛び出してきて「戻りたいの」と近寄って来たりして、勝手なものである。

是枝監督作品だいたい三行レビュー

今村昌平監督「うなぎ」から21年ぶり、カンヌ映画祭で日本の作品(「万引き家族」)が最高賞パルムドールを受賞しました。

映画の感想 - ブレードランナー2049

© 2017 Alcon Entertainment, LLC. All Rights Reserved.5月の長い連休にいくつか映画を見た。「ブレードランナー2049」は昨年上映されて、ようやく配信サイトでもみれるようになったので、Youtubeでありがたくレンタル視聴した。

映画の感想 - アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

ブログを書くときはいつも推敲するのだけど、おかげで筆がおそい。もう4月も終わろうとしてるので、推敲しなくてよさそうなことでも書いておこうかな。

2月の風景:春の予兆

この日はまだ寒かった。晴れだと聞いていたのに、海岸沿いの公園に着いたときには曇り始めていた。特に撮りたいと思うような海の色でもなかったけれど、尾根づたいのウォーキングルートを歩いていると、雲間からこぼれた日差しが、波間に鈍色の光を散らばせ…

いつか、少女だった日 - ヤギ編

赤ちゃんヤギ三匹が産まれて二週間、落ち着きを取り戻したはずの小さな牧場で、朝からしきりにないてる子ヤギがいる。様子を見にいくと、母親を探しているのか、小屋の入り口でメーメー鳴く一匹の子ヤギの姿があった。

前衛俳句のたのしみ

金子兜太さんの訃報を知った3日前、下書きのままで眠っていたブログ記事を思い出して、いまさら引っ張りだしてきた。10年ほど前に見た番組でもお爺さんという印象だったけれど、98歳、なるほど。喧々諤々の討論の中こぢんまり座っていながらも、ぽつりと出す…

牧志、壺屋焼物博物館と桜坂劇場

やんばるアートフェスティバルと沖縄県立美術館の感想にねじこもうと思ったけど、結局こぼれてしまったいくつかをメモ。

「邂逅の海―交差するリアリズム」 @ 沖縄県立美術館

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やんばるアートフェスで出かけてきた沖縄本島への旅、スケジュールに余裕があったので、合間に美術館へいってきました。すごく有名な作品があるわけではないけれど、沖縄の近代から現代までのうつりかわりを、美術作品をとおして見るのはとても楽しかったで…

やんばるアートフェス @ 大宜味村旧塩屋小学校

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沖縄本島でアートフェスがひらかれるという報を聞いて楽しみにしていたのですが、なかなか休暇をゆっくりとれず、年明けようやく足をはこぶことができました。

映画の感想 - メッセージ

見逃した映画祭2017ということで、年末は気になっていた映画を見つつ年越しをしました。見た中でもとくによかったのがメッセージ。感想を記しておこうと思うのですが、ネタバレにかかる部分が作品の醍醐味なので、ガンガンネタバレしていきます。

カラフル

年の瀬に離島の離島に出かけてきた。 ヤギ以外にカメラを向けるのは久しぶりなので、練習がてら試し撮りという感じ。夕方から晴れてきて、明るい色のペンキで彩られた海の家はちょっと切り取りかたを変えるだけで、カラフルな抽象画みたいになった。出かける…

新春 朝生炎上によせて

年末年始の休暇中にいちばん見たニュースは、ウーマンラッシュアワーの村本さんの炎上にまつわるものでした。わたしは普段テレビを見ないのですが、あまりにも炎上する芸人がいたので、自然と目につきました。もともと町山智浩さんのBSの番組を定期的にみて…