ブログを書くときはいつも推敲するのだけど、おかげで筆がおそい。もう4月も終わろうとしてるので、推敲しなくてよさそうなことでも書いておこうかな。
私はマーベルが好きってわけでもないけれど、島にあるゆいいつの映画館ではディズニーものの上映が基本路線で、おかげでピクサーかマーベルかスターウォーズばかり見に行っている。
ほんとうは外国語映画とかドキュメンタリーのほうが好きなんだけど、映画が好きというのと映画館が好きというのはまたちょっと別の話で、私は映画館に行くのも好きだ。といっても、さいきんはディズニーも大人も楽しめる内容のものを作ってくるので、ありがたく楽しんでいる。
とくに今年は良い映画が多くて、ピクサーのリメンバー・ミーはメキシコを舞台にしたファンタジーで、その土地の宗教や世界観を土台にしつつ独特な詩情もあってよかったし、ブラックパンサーもアフリカの歴史的な経緯をあちこちに象徴化させてて、とてもおもしろかった。
*
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーは、いつものノリで、期待するとかしないとか無く行ったんだけど、これがいろいろ問題作で、わーと思いながら帰ってきた。ツイッターでは出演俳優たちが「ネタバレ厳禁」してる画像とか流れてて、ネタバレ厳禁祭りになっているっぽい。
そういうの内輪ノリでよくないよね。でも正直、本作は初見のひとガンガン置いてけぼりにしてく感あるので、まあいいのかな。私も、シビル・ウォー/キャプテン・アメリカが上映されたとき、話題になってるからでなんとなく見に行って、めっちゃ置いてけぼりにされた。
後ろの席の外国のひとが、GotGのメンバーとソーのからみで毎回爆笑してたので、事前にこれだけは予習してたほうがいいのかなーってのがあれば、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス 」「マイティ・ソー バトルロイヤル」のふたつかなあと思った*1。
あと「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」も見ておくと、なんでこいつら喧嘩してんの、ってのが分かっていいと思う。「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」のとき、冒頭からヒーローふたりが対立してるのほんと意味不明だったもの。
*
個人的には、ソーかっこよかったよねというのと、わたしロキのことが好きだったんだなあということ。途中まで「ハリウッド版ドラゴンボールもこの感じで作ってくれてたら」と思ったくらいドラゴンボールを感じました。あと大切な人と世界の運命天秤にかけすぎ問題。
これだけ多様なヒーローが出てきてるので、日本のヒーローもいてもいいのに。変なジャポニズムじゃなくて、めっちゃ普通のサラリーマン。毎日池袋で丸ノ内線に乗り換えてて(丸ノ内線のラッシュ、前に海外のドキュメンタリーで紹介されてた)、いつも帰り際に自動販売機でジュース買って帰るの。そんな地味なヒーロー、マーベルじゃなくていいか。
*1:ふたつとも単体で見て話が分かるしおもしろい