夜中に急に「あっ、あの曲聴きたい」ってなることがあります。
しかも今日は名前が思い出せなかったりして、クロゼットをひっくり返したりしてた。夜中に。
むかし、どうやって好きな音楽を探してたのかな。民放が2局しか入らない離島では、代わりにケーブルテレビが普及してたので、スペースシャワーTVをずっと流してたり、今考えると、音楽雑誌を買って、レビューを読んで、そこからジャケ買い、レビュー買いをよくしていたかも。
そんな頃の音楽なんですけど。久しぶりに聴いたら、懐かしすぎて涙が出そうになった。
Nadègeは完全にジャケ買い。
マキシシングルとかいうのが出てきた時期でもあったんですが、Nadègeのアルバムはいつも厚手の紙のカバーケースをつけてて、いちいちちょっとお洒落でした。
フレンチ・ポップをハウスでアレンジした感じ。この頃でてきた言葉で「音響系」とか「アンビエント」とかあったけど、そっちよりのカテゴライズだった気がする。
cinnamonはすごく良く覚えているのだけど、レビュー買いでした。でも、大当たりだったかな。ヘビーローテション(懐かしい)で、すごい聴いてたし、今でもたまに聴きたくなる。
スウェーデンの3人ポップ・ユニットで、「Summer Meditation」のアルバムタイトルどおり、夏の翳りみたいな、けだるい感じがある。ボーカルは普通の旋律を歌っているけれど、伴奏だけ寂しげな旋律に変わるみたいなの、名前あるのかな。あの独特の、風がふっと吹き渡る感じ。
このアルバムの時期は、スウェディッシュ・ポップが全盛期でもありました。
Papermoonというオーストリアの男女デュオ。これは試聴コーナーで聴いて、ええやんって買った思い出。このアルバムのジャケットは、ボーカルの女の人がクラシックな車に乗ってて、窓の外は明るい緑で…という感じなので、天気の良い日のドライブに聴きたいイメージ。
どのアルバムも、たぶん今は中古じゃないと手に入らないかも。
昔はとかくマイナーなものが好きで、海外の地元レーベルで扱っているミュージシャンとかいうと、曲を聴く前からわくわくしたりして。でもマイナーゆえ、時の流れに埋没してしまいそう。
すでに検索しても出てこないアルバムとかあって、ピアノとハウスっぽい聴きやすい感じで、ベルベット・ピアノというアルバムだったんですけど、引っ越しのときに売ってしまったような気がするんですよね…マイナー音楽ってある意味、一期一会だなあと思ったのでした。
ピアノ、アンビエントで検索すると、まとめ記事がヒットしたのだけど、選曲いい感じ。
Akira Kosemura「LightDance」は、ヴィレッジ・ヴァンガードに売ってたので、なんか勢いで二枚買った記憶。
記事タイトルに懐かしいとか洋楽とかつけると、全然懐かしくない、洋楽ってもうちょっと違うの想像した、みたいなズレがあるかな…と思って、なんか中途半端なタイトルになってしまった。