2015-01-01から1年間の記事一覧
雨の週末、新文芸坐へ行ってきた。日がな映画館にいる感じが楽しい。 8月の最終週は、クリント・イーストウッド監督の二本立て。先日見たドイツ映画の感想の後にちょろっと書こうかなと思ってたけど、長くなったので分割。最近映画の感想ばかり書いてるけど…
藤田美術館の至宝 国宝 曜変天目茶碗と日本の美 | サントリー美術館 藤田美術館の所蔵品を公開するコレクション展。藤田傳三郎の蒐集した美術品は、明治の廃仏棄釈のさいに打ち捨てられたり、美術品が海外へ流出することを憂う気持ちがもとにあったとのこと…
8月15日終戦の日に東京国立近代美術館に行ってきました。おりしも午後から日本武道館で全国戦没者追悼式が行われるとのことで、美術館に行くひと以外は通行止め。交通整備の方に通してもらって、美術館へ。この時期ちょうど近代美術館では、戦争画の展示をや…
代官山に出る用事があったので、そのついでに小一時間ほど旧朝倉家住宅でのんびり過ごした。駅から旧山手通りの交差点に出て歩道橋を渡ると、大正期の和風住宅、旧朝倉家の門が姿を現します。 庭園の緑が都会のにぎわいを遠くにして、しんと静まった感じが好…
激動の昭和史 沖縄決戦 気がついたら戦争映画ばかり見てる今日この頃。ミニシアターやら名画座行って思ったけど、話題じゃない作品見るのって、ちょっと落ち着く。いくつか見たい作品もあって、しばらく通いそうな予感。本作は「日本のいちばん長い日」(昭…
野火 DVD化しないらしいと聞いて、会員の日にしか映画館に行かないルールをやぶって、週末に渋谷へ行ってきた。見てみて、いやこれDVD化しないとダメでしょ! 劇場行けない人だっているんですよ!と、たくさんの人に見てほしいと思ってしまう作品でした。(D…
コミック実写の駄作リストにその名を連ねつつある「進撃の巨人」を見てきました。 だって映画館行ったらジュラシック・ワールド一時間後だっていうからさ。で、見ましたところ、あんがいに面白かった。http://www.shingeki-seyo.com/
夏休みは総力あげてレオナルド・ダ・ヴィンチ、な東京富士美術館にいってきました。タヴォラ家に伝来する板絵を意味する「タヴォラ・ドーリア」と呼ばれる作品は、ルネサンスの巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品とされる一方で、第三者の単なる模写にす…
横浜美術館ではNY在住の現代アーティスト蔡國強の、国内7年ぶりの大規模個展を開催中です。
浮世絵の専門美術館、太田記念美術館では、6月7月と、「江戸の悪」「浮世絵の戦争画」と、ダークな題材を取り上げていまして、テーマも興味深いものでありながら、幕末から明治にかけて活躍した月岡芳年の作品が多く展示されていたことにも、個人的に惹か…
鴨居玲「出を待つ(道化師)」(1984年)個人蔵 *東京ステーションギャラリー 広告 / 会期は終了しています。こんな夢を見ました。男がみんなに200円ずつ配っている。200円だったかどうか定かではないけれど、そういうたいしたことない金額です。すべての…
以前に山梨にミレーを見に行くか、熱海に光琳を見に行くかと迷って、熱海に行った思い出がありますが、今回は山梨へ旅行がてら行ってきました。ミレーやバルビゾン派の作品のコレクションがある山梨県立美術館は、常設展のほかに、年四回の企画展があります…
山梨県立美術館は、ずっと前から行きたいなと思っていた美術館でした。少し前までやっていた「夜の画家たち 蝋燭の光とテネブリズム」展も気になっていたのですが、つい行けずじまいで。「ノルマンディー展」は去年に東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術…
左)展示会ポスター/右)図録:The Art of Robert・Heindel 「Darkness & Light」たまたま日曜美術館で紹介されているのを見て、これめっちゃ好きな感じのやつや!と思い、次の週にさっそく行ってきましたよ。ロバート・ハインデルはもとはイラストレーター…
西洋美術館、夏の展示はボルドー展。ワイン産地として知られるボルドーの歴史を美術をとおして追う。みたいなコンセプトを読んでいたのと、ポスターにも使われているドラクロワの「ライオン狩り」がかっこよかったのとで、行きたいなと思ってた展示会でした。
狂ってたのは、俺か、時代か——の、キャッチフレーズがあまりにかっこいいので、楽しみにしていた河鍋暁斎展。西洋美術の企画が多い三菱一号館美術館で、めずらしいなと思っていたら、三菱一号館を設計したジョサイア・コンドルと暁斎は師弟関係でもあったと…
あきもせず降り続く雨に、人のほうは今日もまたかと、うんざりしている。くもり空を確かめて小さな傘で出かければ、美術館へのバスは出たばかりで、薄曇りの空からぽつぽつと雨のしずくが落ちてくる始末。次を待つより歩いたほうが早そうだと、環八通りにで…
森美術館が遅くまでやっているのは知っていましたが、22:00までとは。仕事おわりに寄りましたが、終了間際の金曜の夜、思ったより人は多め。海外の人とカップルがほとんどでしたよ。造形の美という点はおなじですが、銀座エルメスの「線を聴く」展とはまたち…
ロジェ・カイヨワ ストーンコレクション(フランス国立自然史博物館蔵)
フィンランドの女性画家ヘレン・シャルフベックの個展を見に、上野へと行ってきました。 ダブルインパクト展のときも思ったけれど、この季節は公園も緑もきれいで、美術館までの道のりも歩くだけで気持ちいい。
6月初旬までバラフェスティバル開催中の旧古河庭園。 駒込駅からちょっと歩くけど、敷地内はけっこうのんびり過ごせるので、週末でかけてきた。庭園には、ジョサイア・コンドルの手がけた洋風建築があって、館内一階の喫茶室では、お茶とパウンドケーキでま…
これね。すごい良かった。ドラッカーについてさほど知識があるわけではないですが、展示作品すごく良くて、ひさびさに展示室を去りがたい気持になる美術展。展示室入ってしばらくして、これは図録ぜったい買わないと!と思ったのも久しぶりでした。
美術館には行ったけれど、なんとなく書きそびれた記事をざっくりアップです。
改装のためしばらく休館となるブリヂストン美術館。東京に来たばかりのころから何度か来たりして思い入れがあったので、これは行かないとと思ってたのですが、GWに行ったところ長い行列! いつもはのんびり見れる館内も、しばしお別れを惜しんでたくさんの人…
国宝、燕子花図屏風と紅白梅図屏風がそろう「燕子花と紅白梅展」。杜若の季節に一度は行きたいと思っていた根津美術館でしたが、大変な賑わいと聞いて、夜間開館を待っていたら会期終了まぎわの来館となってしまったのでした。
横浜にいく用事があったので、夕方どき横浜美術館に立ちよりました。 現代アートは全然わからないこともあるので、めったには行かないんですけど、時間があったので。造形と音楽というテーマは好きで、考えることも多いので、ぼんやり行ったわりにはがっつり…
黒船来航をきっかけに開国となった日本には、西洋の思想や文化、生活様式が流れ込んできました。 日本が西洋に受けたインパクト、そして東の果ての小国を訪れた西洋人が受けたインパクトの二つの軸からなる美術展。
福井江太郎「風・刻」先月ポーラ美術館にいった際には、気になっていた岡田美術館にも足をのばしてみたのでした。風神雷神図のお出迎えするエントランス。琳派あたりを中心にコレクションしてるのかな?というイメージがあったけれど、その範囲は縄文式土器…
東郷青児美術館で開催されたヴァラドンとその息子、モーリス・ユトリロの母子展。ヴァラドンは前々から気になっていた画家なので、楽しみにしていた美術展でした。http://www.sjnk-museum.org/program/current/2978.html
うりずんとは旧暦の3月ごろを言うらしいので、たぶん五月の連休はちょうどその季節になるかと思う。昼の陽射しはやきつけるようでも、朝夕は少し涼しい。数日滞在のわりに、他にすることもなくて、離島の離島まで足をのばしたりした。 来間島