日々帳

140字で足りないつぶやき忘備録。

2015-01-01から1年間の記事一覧

ニコニコ超会議2015に行ってきた@海浜幕張

おもしろかった。今年で確か4回目開催の超会議。 去年は帰省とかぶって行けなかったけど、今年は初日だけ行ってきた。

セザンヌ―近代絵画の父になるまで@ポーラ美術館

art

セザンヌがどういう画家だったのか少しずつ分かってくると、改めてきちんと作品を観てみたいと思うようになってきて、そんな折のポーラ美術館でのセザンヌ展。はたして私にセザンヌが分かるだろうか、とおそれつつも挑む気持ちで行ってきました。多くを語ら…

映画の感想 - 自分だけに見える世界とその孤独

普段からたくさん映画を見るほうではないのだけど、絶対好きな内容だから見たほうがいいよ!と勧められて、イミテーション・ゲームという映画を見てきました。そしたらツボにはまってエンドロールで大泣きしてしまった。いい映画でした。映画の感想を書くの…

動物絵画の250年 @ 府中市美術館

art

日本人にとって、動物はどのような存在だったのでしょうか。 沖合に姿を現せた鯨に船で漕ぎ出して集う人々は、異なる世界に生きる命への驚きと関心を見せています。あるときは人知を超えた畏怖の対象であり、あるときは愛らしい存在でもある。江戸絵画をとお…

4月の風景

ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美@Bunkamura

art

先日いってきた渋谷Bunkamuraのボッティチェリ展。作品も良かったけれど、展示のもう一つの軸、フィレンツェと経済の富というテーマも面白かった。興味があったので、展示会の監修者ルドヴィカ・セブレゴンディ氏の講演会にも行ってきました。画集も買ったの…

ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美 | Bunkamuraザ・ミュージアム

art

Bunkamura 広告/サンドロ・ボッティチェリ「ケルビムを伴う聖母子」1470年頃|ウフィツィ美術館バンクス花譜集展に続いて、Bunkamuraザ・ミュージアム今春の展示はボッティチェリとルネサンス。メディチ家の保護をうけルネサンス期に数々の傑作を残したボッ…

グエルチーノ展 よみがえるバロックの画家 | 国立西洋美術館

art

グエルチーノ展 at 国立西洋美術館、新印象派とセットで行ってきたけど、とてもよかった。 春のうちにひとつくらい美術展に行きたいなと思ってる人がいたら、きっと、グエルチーノ展いいよ!っていうと思う。www.nmwa.go.jp展示数は約40点と少なめらしいです…

新印象派―光と色のドラマ | 東京都美術館

art

東京都美術館で開催中の新印象派展。いろんな人のレビューを読んですっかり行った気になっていたのですが、上野に行くことがあったので、やっぱり見ておこうかなと足を向けました。同じ印象派では三菱一号美術館でワシントン・ナショナル・ギャラリー展が開…

ルーヴル美術館展 日常を描くー風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄 | 国立新美術館

art

国立新美術館に初来日した「天文学者」を中心に、ルーヴル美術館の風俗画をそろえた美術展「ルーヴル展」が開催されています。好きなジャンルではありますが、「風俗画」のテーマでゆっくり見るのは初めてなので、楽しみな企画展でした。

パスキン展@パナソニック汐留ミュージアム part2

art

パスキン展、作品についても感じることが多かったのですが、画家の人となりにも考えるところがあったので、追記的に書いておきます。展示会の感想はこちら。

パスキン展 -生誕130年 エコール・ド・パリの貴公子- | 汐留ミュージアム

art

パナソニック汐留ビルで開催中のパスキン展。近くまで出かけたので、ついでに寄ってきました。 汐留ミュージアムはこじんまりした空間でしたが、パスキンという、パリの一時期を象徴する画家の作品をじっくり辿れて、とても良かったです。好きな作品などメモ…

幻想絶佳:アール・デコと古典主義 | 東京都庭園美術館

art

建物見たさと、あまり馴染みのないアール・デコ絵画を見に、東京都庭園美術館へ行ってきました。本館の旧朝香宮邸と、ホワイトキューブな展示室の新館からなる東京都庭園美術館。2014年秋にリニューアル開館して、ずっと気になっていたのですが、ようやく足…

花と鳥の万華鏡@山種美術館 part 2

art

昨日書いた記事のつづき記事です。 せっかく内覧会記事だから、読んだ人が行ってみたいと思える記事を書きたい(短文が望ましい) 思ったこと全部メモしておきたい(長文はさけられない) という思いのせめぎ合いの末、記事をふたつ書くことにしました。 どんな…

花と鳥の万華鏡 ―春草・御舟の花、栖鳳・松篁の鳥― | 山種美術館

art

※作品および館内は、内覧会につき許可を得て撮影しています。ちらほらと雪が降ったりして寒い日が続きますが、山種美術館では、待ち遠しい春をひとあし早く味わう花鳥画展が開催されています。山種美術館のブロガー内覧会のイベントに、今回も参加してきまし…

ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 | 三菱一号美術館

art

ピエール=オーギュスト・ルノワール「アンリオ夫人」1876年頃/ポール・ゴーガン「カリエールに捧げる自画像」1888-89年三菱一号美術館の冬春の展示は、ワシントン・ナショナル・ギャラリーから、創設者アンドリュー・W・メロンの娘エイルサ・メロンのコレ…

第18回文化庁メディア芸術祭@国立新美術館

art

毎年恒例の文化庁メディア芸術祭。お仕事の合間に小一時間くらいさくっと見に行ってきました。 ゆっくりは見れなかったけれど、メモ程度に。

もっと知りたい!イスラーム展 | 東洋文庫ミュージアム

art

オリエントホール 本展示は撮影可(フラッシュ不可)です。今行くのは時期的にどうかとも思いましたが、時間が経つと腰が重くなりがちな気がして、早いうちにと出かけてきたイスラーム展でした。*1駒込にある東洋文庫ミュージアム。美術館やら博物館に行くと…

[感想]琳派400年記念 岡田美術館所蔵琳派名品展 | 日本橋三越本店

art

休日の夕方にもののついでで足を伸ばしてきました。まあデパートの催事場だし、ちょっとのぞいてくるかという感じで。と思っていたら思わぬ名品揃い。スルーしなくてよかった。古典に主題をとる長谷川派の作品からはじまり、俵屋宗達・本阿弥光悦、尾形光琳…

[感想]映画『ナショナルギャラリー 英国の至宝』

art

英国の国立美術館ロンドン・ナショナル・ギャラリーを取材した180分!のドキュメンタリー映画。 つぎつぎに編まれていく美術に関する解説、評論、議論の言葉の波にのまれる3時間でした。家で見るドキュメンタリー番組でも、気になるものだとパソコンを立ち上…

[考察]ホイッスラーと絵画の時間性

美術展の感想がいつも長くなるので、展示会感想とぐだぐだ書く雑感と分けることにしました。 ここはぐだぐだしている方の記事です。美術展の感想はこちら

[感想]ホイッスラー展 | 横浜美術館

art

展示会ポスター(見開き)横浜美術館で開催中のホイッスラー展、三連休だし行っておこうかなくらいの気持ちだったけど、本当すごいよかった。ルネサンス絵画な雰囲気の印象があったけれど、晩年の風景画は感覚的。途中から、すごい好みかも、と気づいてしま…

[雑文]ジェームズ・クックとジョセフ・バンクス

新年早々、美術展へ行きまして、とても面白かったです。 植物画やオセアニア文化の資料もよかったけど、図録など読んでると、エンデヴァー号のメンバーもなかなか個性派揃いだったので、ざっくりまとめです。ちな美術展の感想は別エントリにて書きました。

キャプテン・クック探検航海と『バンクス花譜集』展 | Bunkamura

art

今年の初美術展は、渋谷Bunkamuraの『バンクス花譜集』展。 ポスター見たときから、これは行こうと心に決めていた展示会です。 展示会ポスターと図録付録の栞(もったいなくて使えない)