前々から一度行ってみたいなあと思っていた馬頭広重美術館。
ちょうど開催中だった「北斎と広重 二大巨匠の名品展」に駆け込みで行ってきた。
展示の感想まとめは長くなりそうなので別エントリに。
美術館について
設計は根津美術館と同じ、隈研吾さん。
自然光がここちよい、杉格子のエントランス。
展示室のスタッフのおじいちゃんで作品に詳しい方がいらして、絵一つ一つをお客さんに説明していました。つい近くによって話を聞いてしまった。
両国橋の渡し舟はよく深川に行くお客さんを運んだりしたんだとか*1、広重が富士三十六景で横浜を描いた翌年、安政6年に横浜港が開港し、以前の横浜の姿を止める貴重な資料になった*2のだとか。
気迫とユーモラスさのどちらをも描いた北斎の人となりを熱っぽく語るおじいちゃん。
ガイドのサービスがあるとは書いてなかったけど、あのスタッフさんはボランティアだろうか。
趣味が高じたのか、その界隈の人なのか、はたまた美術館ができるにあたって勉強したのか。
いろいろ興味がひかれました。
美術館併設のカフェで遅いお昼。まいたけ天うどん美味しかった。
馬頭広重美術館は地元の方で運営している感がありましたが、そこが他の美術館と違って温かみがあってよかったです。また行きたいな。
都内から日帰りでしたが、温泉宿に一泊しつつ立ち寄るほうが賢明だったかも。
美術館の裏手には乾徳寺という禅寺があって、この季節、紅葉も見事。
境内までは行けず、紅葉もゆっくり見れなかったのが残念。
美術館周辺うろうろしてたら、歩道わきの溝で竹で焚き火をしてた。
焚き火なつかしい。写真撮りがてらしばし暖をとる。
でもなんで焚き火。