1996年の映画「ロミオ+ジュリエット」は、シェイクスピアの戯曲を現代のマフィア抗争におきかえて描かれた意欲作であるが、クレア・デインズ演じるジュリエットがベッドでひとり愛しいロミオ(若きレオナルド・ディカプリオ)に思いをはせるシーンで流れる音楽は、スウェーデンのミュージシャン、スティーナ・ノーザンスタームの「Little star」である。
続きを読むマウンティングするヤギ
いやよいやよも好きのうち、というと怒られるにちがいない昨今である。しかしヤギの世界でメスヤギはしばしば「いやよいやよ」をしてみせる。
オスがその気をもよおしてマウンティングを試みるとき、メスヤギはその気があってもなくても、さっと逃げる。人の目から見てヤギたちが「いやよいやよも好きのうち」をして見せるのは、あんがい判別がつくもので、そういうときのメスはオスからそう離れず、それどころか誘うそぶりさえみせる。
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