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日々帳

140字で足りないつぶやき忘備録。

写真の話 - 極私的ヌード

雑文

週末の夜に女性のヌードをあつめた海外のページをみつけて、数時間見入ってしまった。気がついたら米Yahooアカウント取得してflickrまで登録していた。

いちばんぐっときたのは、Lina Scheyniusというスウェーデンの写真家。
ファッション雑誌を中心に撮っている人みたい。

ウェブサイトの写真は、彼女の恋人との日々を淡々と撮ったもので、上手いとかではないんだけど、とてもいい。インスタグラムはもう少し、外出したりして撮ってる感じ。

@linascheyniusが投稿した写真 -

Bianca Serena Truzzi は、検索すると国内ではセレナビアンカっていう競走馬の情報しか出てこないのですが、撮ってる風景にドイツのものが多いので、ドイツの人なのかも。

廃墟や森を背景に、退廃的なムードで女性を撮っているけど、初期のころは自分を撮ったものが多くて、そっちの方が好き。

"男性からみた女性"のヌードというのとはちょっと違う。

むかしBOMBっていう雑誌や「月刊」シリーズを買っていたくらい、男性目線のグラビアも好きだけど、あれはあれで健康的だったり、清純なイメージがあって、そういうのとはまたちがった官能性があるような気がする。

とくにLina Scheyniusは恋人のヌードも撮っていて、日常の目線で自分(や恋人)の身体があるというような感じ。自分の局部にコップの底を通った光のような、虹色の帯がおちるのを撮ったり、自分の体に対する淡い興味や、自分がそこにいる実感としての手や足。

"女性から見た女性"? いや、どちらかというと、自分で自分の体を見るっていう視線。合わせ鏡で自分の横顔を見てしまったときのような。鏡やカメラを通して”私”の世界は、私という他人、その視線を獲得する。自慰行為的なんだけど、その人の私的な領域にしのびこむみたいで、だからこそどきっとするし、なんだか惹かれてしまう。

Bianca Serenaは、パーソナルな写真とバランスをとるように風景の写真もぽつぽつ撮っていて、もしかしたら旅行先のものかもしれないけれど、でも半径数十メートルの風景を撮っているみたいに見えて、とてもいい。

他にもきれいなヌードの写真はたくさんあったけど、私が私を見る視線っていうのだと、さっきの二人が飛び抜けてた。それ以外だとHannes Casparという人も良かった。写真家がモデルを撮ってるので、自分を見るって濃密さはないけれど、その代わり身体の造形の美しさをきちんと客観視してる。

ヌード写真って面白いんだなあと思った。

Clothe Yourself for the World

Clothe Yourself for the World

極私的なヌード写真を見ていて、ふと思い出したスティーナ・ノルデンスタム。彼女も彼女の周辺の親密な風景の中で音楽を作っているような雰囲気がある。

ドコモのCMに使われたり、ロミオ+ジュリエットの挿入歌で流れたりしたけど、もうitunesでもあつかってないのかあ。

ちなみにBOMB買ってたのは本上まなみさんが好きだったからです。