機内のアナウンスが「女満別空港、現在の天気は雪。気温はマイナス1℃です」とつげて、梅の花のちらほら咲いていた東京から、いっきに冬に逆戻りした気分になる。
スラヴ人の伝承や歴史を描いたミュシャの「スラヴ叙事詩」が全点そろう、ということで企画を知ってから楽しみにしていた展示会でした。
東京にいるうちに、東京のいろんな場所をカメラにおさめておこう、と思っていたのだけど、当然ながらどこも人が多くて、レンズを向けるのをためらってしまい、結局ちゃんと撮影できたのは、東京タワーとスカイツリーくらいな感じになってしまった。
お仕事場の人に配るお菓子を買いに、銀座まで。そのついでで、気になっていた展示ものへ立ち寄りしました。
久しぶりに会う人が「サロン・デュ・ショコラ行ってみません?」と言うので、なんだか混んでるイメージしかないけど、混み混みだったら近くの美術館に行くっていうプランBもありかな、などと思いながら承諾したところ、集合時刻は朝9時だという。普段の出勤…
長崎のキリシタン弾圧をポルトガル司祭のまなざしから描いた、遠藤周作の歴史小説「沈黙」。その映画化であるマーティン・スコセッシ監督「沈黙 - サイレンス -」を見てきました。 小説のほうは長い話ではなかったと記憶しているのですが、今見てみると300ペ…
開催期間もそろそろ終了の近づいたサントリー美術館「小田野直武と秋田蘭画」展へ行ってきました。本当は国立新美術館で開催のDOMANI・明日展と合わせて、と思っていたのですが、この日は国立新美術館がお休みだったりして。DOMANI・明日展いつ行こうかな…。
本当はもう少し早く出かけたかったのだけど、会期が1/7まで延びたそうで、それなら人の空いてそうな年始に行こうかな。と、そんなわけで年明け早々に横浜へ出かけてきました。瀬戸内海の犬島で展示された「イカロス・セル」をはじめ、代表作「アント・ファー…
渋谷のシアターイメージフォーラムで、アートアニメーション界の巨匠、ユーリー・ノルシュテイン監督特集「アニメーションの神様、その美しき世界」が上映されています。東京、大阪は12月から公開が始まっていて、そのほか2017年1月以降順次公開という感じだ…
2016年は秋に雪が降りました。と、昨年書いておくようなエントリーなのだけど、明日また明日と思っているうちに年が開けてしまいました。
2016年はたくさん映画を見に行きました。去年はハリウッド映画が多かったけど、今年はドキュメンタリー映画ばかり見て、どちらかと言うとドキュメンタリー好きなんだなと認識しました。ドキュメンタリー作品はだいたい感想を書いているので、フィクションも…
2016年秋からリニューアルオープンした東京都写真美術館。「杉本博司 ロスト・ヒューマン」展はなんとなく見送ってしまったので、リニューアル後はじめての来館です。東京にきたばかりの頃、この美術館にはちょろちょろ来ていたので、当時を思い出して懐かし…
北参道駅の一軒家で開催されている「北参道オルタナティヴ」展へ行ってきました。ウェブで見かけた竹中美幸さんの作品が気になっていたのと、天気もよかったのでお出かけがてら。入場は無料で、作品は購入もできるみたい。12/26(月)までと、この記事を書い…
スターウォーズシリーズの中でファントム・メナスが好きと言ったところ、ファンのひと二人に全力でダメ出しされた過去があるので、SWシリーズについては分かってないオーディエンスであることを重々承知しつつ、今作も感想を書くつもりはなかったのですが、…
天気の良い日曜日。体調がすぐれなかったのですが、秋の風景もそろそろ終わりかな、と出かけることにしました。ことし世界遺産へ登録されて話題にもなっている上野の西洋美術館は、開催中のクラーナハ展も評判上々という感じで、ちょうど気になっていたので…
事前の感想に、戦艦の描写や戦闘機の音のリアルさをあげているもの、舞台や舞台考証の緻密さをあげているものをいくつか見て、ハードな話なのかな、と思いながら見に行ったのですが、ほのぼのアニメでしたね。
子どものころは寝つきが悪くて、あるとき父親に「楽しいことを考えるといいよ」と言われた。「”明日何しよう”だと考えすぎるから、現実と関係ないことを考えるんだよ」とかそんなこと。楽しいことを考えようとすると、むしろ何が楽しいことなのか分からなく…
岡田美術館は2013年に開館したばかりで、風神・雷神図が迎えるエントランスが琳派にうんと強い美術館風をふかせていますが、そうかと思って入ってみると、中国・朝鮮の陶磁器から、安土桃山、江戸、明治以降の日本の美術、はたまた春画のコーナーももうける…
秋のお休みがとれたので、箱根の美術館めぐりへ出かけてきました。とはいっても、いつもコースは決まっていて、ポーラ美術館と岡田美術館です。どちらも空間ごと楽しい美術館。
私が美術館に行くようになったきっかけのうちのひとつが、山種美術館の速水御舟展です。山種美術館はその後も通って、いちばん行った美術館なんじゃないかなと思う。小さな美術館なので、二三年しばらく通っていると同じ作品に出会ったりする。同じ映画を何…
大洗町へ出かけた帰りに、さいたまトリエンナーレへ行ってきました。埼玉のいくつかのエリアで開催中のイベントですが、ひとつに絞って岩槻市の旧民俗文化センターへ。作品がわりかし集まっている、というのと、目当ての作家がいたからです。
初夏のころ、ひたち海浜公園のついでで酒列磯前神社に行ったおりに、大洗磯前神社を知りました。海上の鳥居といえば広島の厳島神社はじめ、滋賀県の白鬚神社(これは湖上)や、北海道の金比羅神社などありますが、関東から行きやすいところにも海上の鳥居が…
永青文庫での仙厓展も気になってるところですが、先に出光美術館のほうが会期の終わりが迫っていたので、先にこちらへ。
やっと! サントリー美術館の鈴木其一展にいってきました。 行こう行こうと思いながら、いつの間にか会期も終了まぢか。おりしも六本木アートナイトの最終日にかかって、少々混雑気味でしたが、たっぷりの展示数で堪能しました。
つらつら書く文章です。君の名は。を見に行ってすぐ感想を書いたのですが、そのあと映画評論家の町山さんの解説を聞いていたら、あれっ過去作いろいろ思い違いしてるかも…と思って、検証する余裕もないし、ひとまず記事を下書きに戻しました。
しばらくぶりに東京都庭園美術館に行きたいなと思っていたところのクリスチャン・ボルタンスキー展でした。雨ばかりのこの頃、ようやく晴れの週末だったので、ちょっと目黒まで。
今春に渋谷のミニシアター、イメージフォーラムで上映された「光りの墓」が個人的ヒット作でしたので、監督の美術作家としての作品が展示される横浜美術館の今回の企画は、大変楽しみにしていました。
週末の夜に女性のヌードをあつめた海外のページをみつけて、数時間見入ってしまった。気がついたら米Yahooアカウント取得してflickrまで登録していた。いちばんぐっときたのは、Lina Scheyniusというスウェーデンの写真家。 ファッション雑誌を中心に撮って…
ニューヨーク・ラガーディア空港を発った矢先、旅客機USエア1549便はカナダ雁の群れに衝突して両エンジンが停止し、機長の判断によりハドソン川に着水する。155人の乗客は奇跡的に全員生還。しかし国家運輸安全委員会(NTSB)は近くの空港に引き返せた可能性…
ドイツの写真家トーマス・ルフの回顧展が東近美で開催されていまして、2013年のアンドレアス・グルスキー展に続くベッヒャー派の展覧会とのことで、注目を集めているらしいのですが、私が興味を持ったのは、美術展のレビュー記事を読んだのがきっかけでした…